極寒の地で永き時を過ごす中で、鼻先に備えた特徴的な角が
異常発達した。原形を忘れさせるほどに大きく、錨状に変化した
角を駆使して獲物を捕食するため、苛烈な地上戦を繰り広げる。

発達した角による攻撃の威力は常軌を逸するものとなっており、
空中に飛び上がり、地上に向けて滑空する勢いを利用して角を
突き刺すことで、極海の分厚い海氷を砕く姿が目撃されている。