• 異常なほどに重く鋭く結晶化した尾を振り下ろし、地面を大きく抉る。命からがら逃げ延びたとしても、注がれた結晶液によって生まれた地中の結晶の爆発に巻き込まれるだろう。

  • 砂漠の悪夢として狩人に恐れられる尾晶蠍は、長き進化の中でその執拗さを増している。獲物を押さえつけ、その息の根を止めるまで頑強な鋏で左右交互に殴り続ける。

  • より強力となった結晶化液の影響か、尾を中心に体に生えた結晶がより重く、硬く、そして鋭くなっている。

  • 地中から突如として現れる鋏は、ただただ恐怖でしかない。その鋏に挟まれたが最後、地中に引きずり込まれてしまうだろう。

  • 尾から爆発を起こすや否や、辺り一帯に結晶を放射状に散布する。いつ爆発するかわからない結晶は狩りの障害となるだろう。